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YC2-02

6.13(木) 13:00-14:20 | RoomYC

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海底ケーブルビジネス
~経済安全保障とデジタル田園都市国家構想~

過去に発生した海底ケーブルの大規模故障事例の紹介を通じて、その時何が起きていたのかを紐解き、そのうえで、現在の日本を取り巻く海底ケーブルの状況を俯瞰してみることにより、どういった課題があるのかを考察します。 特に経済安全保障が声高に叫ばれている昨今、日本と世界を結ぶ、あるいは南西諸島を中心とした離島をはじめとする国内海底ケーブルの運用に携わるNTTワールドエンジニアリングマリン社がどのような営みを行っているか、具体的な工事内容等を交えながら、普段目にしない海底ケーブルの実相に触れます。 また、最近実施されている様々なプロジェクトから透けて見える事柄についても言及し、これからの通信の在り方を考えるうえで、何らかの参考になる情報を提供したいと思います。
<要旨>

●過去に発生した海底ケーブルの大規模故障事例の紹介 ●現在の日本を取り巻く海底ケーブルの状況 ●海底ケーブルの具体的な工事内容等 ●これからの通信の在り方

  • ネットワーク
  • DX / デジタル化
  • 経済安全保障
Speaker

NTTワールドエンジニアリングマリン(株)

代表取締役社長

渡邊 守

1988年NTT入社。 通信端末の設置工事、修理、線路設備の敷設及び保守、電話交換機新設工事等に従事したのち、 OCNサービスのオペレーション業務に従事。その後、NTTコミュニケーションズが提供する 法人向けサービスの故障受付センターでの業務を経験し、同社が保有するインフラ設備を統括 するチームで活動。2020年6月より現職。

Speaker

NTT リミテッド・ジャパン(株)

サービス部 ネットワークサービス部門 担当部長

佐藤 吉雄

1986年NTT入社。 加入電話サービスに関わる営業(ネットワーク営業)に携わったのち、国際本部にて 国際協力案件に従事。フィリピン、香港、シンガポール駐在を経て、NTTの国際事業 進出と同時に1998年に設立されたNTT国際ネットワーク株式会社の立ち上げに参画。 そこで海底ケーブル事業に出会い、それ以降当該事業を中心に活動。 NTTグループ再編の流れの中でも一貫して海底ケーブル事業に従事。Orient Link社 (シンガポール)およびセレンジュノネットワーク社(日本)の代表取締役を兼任。 2020年7月より現職。

Chair

東京大学大学院

情報理工学系研究科 教授

江崎 浩

1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程了。 同年4月 (株)東芝 入社。1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員。 1994年ラベルスイッチ技術のもととなるセルスイッチルータ技術を IETFに提案し、その後、セルスイッチルータの研究・開発・マーケティングに従事。 1998年10月より東京大学 大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科 助教授。 2005年4月より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授)WIDEプロジェクト代表。 MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事 、JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)理事長、東大グリーンICTプロジェクト代表、日本データセンター協会 副理事長/運営委員会委員長、IPTVフォーラム理事長、JNSA(日本ネットワークセキュリティー協会)理事長、CSAJ(日本クラウドセキュリティー協会)会長。工学博士(東京大学)。 著書  「サイバー ファースト ~デジタルとリアルの逆転経済」、インプレス社、2017年6月 「インターネット・バイ・デザイン」、東京大学出版会、2016年6月 「なぜ東大は30%の節電に成功したのか?」、幻冬舎2012年3月。

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