YC3-03

6.14(金) 14:40-16:00 | RoomYC

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デジタル庁はどのようにしてゼロトラストを実現しているのか
~当事者が語る、ゼロトラスト、NIST SP800-207の実践~

ゼロトラストアーキテクチャの採用が本格化するのか、その捉え方、実現方法も様々です。多様な要素から構成されるゼロトラストアーキテクチャ。セキュリティの基本要素となる認証基盤と権限・役割管理、物理ネットワークとネットワークアクセス管理、エンドポイントである端末・サーバの管理、インターネットを通じて利用する外部サービスなど、考慮すべき対象は多岐に渡ります。ITの世界において、概念はシンプルであっても実装・実践においては様々な困難、複雑な問題に直面するのが常ですが、ゼロトラストアーキテクチャにおいてもそれは同様なのでしょうか。 本セッションでは、ゼロトラストアーキテクチャの実現に取り組んでいる当事者が、実経験を基にゼロトラストアーキテクチャの実現と課題、そして活用できる最新技術について紹介します。
<要旨>

●ゼロトラストアーキテクチャの実装事例 ●Wi-Fiをはじめとするネットワーク機器とゼロトラストアーキテクチャ ●ゼロトラストアーキテクチャにおけるオンプレ環境とSaaSサービスとセキュリティ ●権限、役割、資産管理

  • ネットワーク
  • Wi-Fi
  • クラウド
  • セキュリティ
Speaker

デジタル庁

プロジェクトマネージャー

根崎 耕一

Speaker

東京大学大学院 情報理工学系研究科 情報理工学教育研究センター 教授 /

デジタル庁 ネットワークエンジニア

関谷 勇司

Speaker

(共)自然科学研究機構国立天文台 情報セキュリティ室 次長 /

デジタル庁 ネットワークエンジニア

大江 将史

昭50年生まれ、平15 奈良先端大情報科学研究科博士課程了(工学博士) 同年、文科省国立天文台天文学データ解析計算センター助手 現、自然科学研究機構国立天文台天文データセンタ講師 平成31年4月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授(現任) 令和2年2月 内閣官房 政府CIO補佐官 (~令和3年8月) 令和3年9月 デジタル庁 シニアネットワークエンジニア (現任) 情報ネットワーク及び情報セキュリティに関する広範な設計、構築、運用に従事し、有線・無線伝送レイヤーからアプリケーションレイヤーまで広範な構築経験を有し、地の果てで、一人で何でもできることを目指す。 現在、国立天文台における情報システムの企画運用を行いつつ、デジタル庁での政府情報ネットワークの構築や運用などに従事する。

Chair

日本マイクロソフト(株)

業務執行役員 ナショナルテクノロジーオフィサー

田丸 健三郎

1992 年マイクロソフト入社。 米国 Microsoft Corporation(Redmond)にて、主にメッセージングシステム、ディレクトリサービス、及びグローバル分散処理システムの研究開発を担当。 機械学習によるルーティングの最適化、コミュニケーションデータ(自然言語)の分析、モデル化に従事。 その後、アジア地域におけるサーバーアプリケーション製品群の研究開発グループ統括責任者を務めた後、 2009年 10 月より業務執行役員 ナショナルテクノロジーオフィサーに就任後は、エンタープライズ、 クラウドアーキテクチャ、ドキュメントフォーマット、文字コードなどの標準化および機械翻訳などに携わり、 2021年9月からはデジタル庁 プリンシパル ソリューション アーキテクトを兼務。

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