YD3-01

6.14(金) 10:30-11:50 | RoomYD

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Wi-Fi 6/6Eの罠
〜私の失敗を他山の石とするために〜

Wi-Fi 6E/7対応製品がエンタープライズネットワークにおいても導入や検討が進められているかと思います。 6E/7は、コンシューマー的な利用においては、満足度が高いものの、エンタープライズ的利用ゆえに、夢の世界に仕掛けられた罠を踏みまくる1年でした。しかし、間違いなく6E/7は高性能な無線環境を提供するもので、その導入の歩みを止めるものではないと思います。 本セッションでは、私(大江)が昨年、本カンファレンスで語った理想と現実(実装)のギャップにもがいて得た知見を皆さんと共有します。 たとえば、アクセスポイントは6Eを整備はしてみたものの、端末が6E対応だが使えない罠や、6E/WPA3対応して、従前のEAP を利用しようとしたらハマったなど、 このような事例に加えて、6Eの運用上の強み、電子証明書(TLS)認証、Azure EntraIDとのユーザー認証連携の実装状況など、2024年のWi-Fi最前線についてわかりやすく楽しく解説いたします。
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Speaker

(共)自然科学研究機構国立天文台

情報セキュリティ室 次長

大江 将史

昭50年生まれ、平15 奈良先端大情報科学研究科博士課程了(工学博士) 同年、文科省国立天文台天文学データ解析計算センター助手 現、自然科学研究機構国立天文台天文データセンタ講師 平成31年4月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授(現任) 令和2年2月 内閣官房 政府CIO補佐官 (~令和3年8月) 令和3年9月 デジタル庁 シニアネットワークエンジニア (現任) 情報ネットワーク及び情報セキュリティに関する広範な設計、構築、運用に従事し、有線・無線伝送レイヤーからアプリケーションレイヤーまで広範な構築経験を有し、地の果てで、一人で何でもできることを目指す。 現在、国立天文台における情報システムの企画運用を行いつつ、デジタル庁での政府情報ネットワークの構築や運用などに従事する。

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