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YD3-03

6.14(金) 14:40-16:00 | RoomYD

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SRv6(Segment Routing IPv6)
~実展開事例~

複雑性を縮減し、アーキテクチャをシンプル化しながら高度な機能を実現するSegment Routingは、通信事業者を中心に実装、実運用されています。中でも、SRv6 (Segment Routing IPv6)は、通信事業者だけでなく、データセンターやエンタープライズにおいても導入が進みつつあります。 SRv6は、ステートレスIPv6ファブリック上に、ダイナミックに、またオンデマンド的に、サービス機能を構成できます。さらに、End-to-End保証に必要なレイテンシー、ロス、およびライブネスなどの測定機能・可観測性を、ネイティブに統合することができます。これにより、AIを活用した分析や自動化など、新たな価値を提供可能になります。 また、最近の進化であるmicro SID/compressed SIDにより、Segment Routingの持つTI-LFA(Fast Protection)、Multi Tenancy、Traffic Engineering、その他のNetwork Programming機能を、最小のオーヴァヘッドで、効率的に実現することができるようになっています。 本セッションでは、実際にSRv6を展開しているオペレータ担当者から、SRv6の利点と課題について、また、測定機能・可観測性の実装例をご紹介します。そして具体的に、SRv6の何が嬉しいのかについての議論を行います。
<要旨>

●SRv6概要のおさらい ●設計・運用を行っているオペレータによる、SRv6の利点と課題 ●測定機能・可観測性の実装例 ●SRv6の何が嬉しいのか - 今後の展望とディスカッション

  • ネットワーク
  • Segment Routing
Speaker

ソフトバンク(株)

テクノロジーユニット モバイル&ネットワーク本部 ネットワークイノベーション統括部 エリアネットワーク部 エリアネットワーク課

石井 凌太

2021年ソフトバンク株式会社に入社。モバイルバックホールの構築業務を経験し、現在はモバイルバックホールを構成するルータ系設備の設計・開発・導入の業務に携わる。また、ネットワーク展開の自動化の推進に取り組む。

Speaker

シスコシステムズ(同)

サービス・アシュアランス事業 国内営業統括

瀬戸 康一郎

国内メーカーの開発部門でキャリアをスタートし、通信事業者向けイーサネット製品の企画と開発を担当。その後、大手伝送装置メーカーでSE部長を務めた後、2022年からはアクセディアン社日本代表としてネットワーク性能の測定・可視化・分析ソリューションの国内展開に従事。2023年11月にシスコ社による買収に伴いシスコ社に合流し、同社にて旧アクセディアン製品の国内展開を担当。

Chair

シスコシステムズ(同)

情報通信事業 ソリューションズエンジニアリング本部 プリンシパルソリューションズエンジニア

文字 勇

国内通信事業者のSE職を経て、シスコシステムズにて主に通信事業者の新規サービス展開やアーキテクチャ変革を推進。国内主要通信事業者及び米国モバイルキャリアを担当するアーキテクトとして、幅広い技術領域のコンサルテーション及びプロジェクトマネージメントに従事。テレコムサービスからブロードバンド、3G/4G/5Gモバイルインフラ、仮想化や可視化・自動化のアーキテクチャ変革を実現してきた。 現在は国内及びアジアパシフィック地域の通信事業者を担当するアーキテクトとして、複雑さを増す通信インフラのアーキテクチャにおけるセキュリティ対策を含め、可視化・自動化の本格的な普及へ向けた技術支援・コンサルテーションを行っている。

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