YE2-02

6.13(木) 13:00-14:20 | RoomYE

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AIクラウドのスケーラビリティとインターオペラビリティ

生成AIなどによる計算需要の爆発に対応してAIクラウドの整備が進んでいます。一方で、AIクラウドはまだ黎明期であり、今後、AIクラウドを情報通信基盤の一部として組み込んでいくには課題があります。本セッションでは、AIクラウドのスケーラビリティとインターオペラビリティに焦点をあて、大規模AIクラウド・計算基盤構築の経験を有する講演者により事例を紹介しながら今後のAIクラウドについて議論します。 特に、GPUなどのAI演算装置は、ベンダ間でアーキテクチャが大きく異なるため、異なるベンダのAI演算装置を相互に接続して規模を拡大することが困難な面もあります。また、AIクラウドの拡張や次世代のAI演算装置の導入を考えると、AIクラウドの設計や機器調達のベストプラクティスが確立されているとは言えません。将来のAIクラウドの展望について議論することで、AIクラウドが情報通信基盤の一部としてインターネットとどのようにつながっていくかを考えます。
<要旨>

●AIクラウドの設計と調達と構築 ●AIクラウドの運用と拡張(スケーラビリティ) ●AI演算装置のマルチベンダ構成(インターオペラビリティ)

  • AIインフラ
  • ネットワーク
  • クラウド
Speaker

SambaNova Systems

アジア太平洋地域マーケティングディレクター

林 憲一

1991年に東京大学工学部を卒業後、富士通研究所に入社しスーパーコンピュータの研究開発に従事しました。その後エンジニアからマーケティングにキャリアを転じ、サン・マイクロシステムズ、マイクロソフト、エヌビディアでマーケティングの責任者などを歴任しました。2022年1月よりシリコンバレーのAIスタートアップであるSambaNova Systemsのアジア太平洋地域でのマーケティングの責任者を務めています。信州大学社会基盤研究所の特任教授も兼務しています。

Speaker

(株)Preferred Networks

計算基盤担当VP

土井 裕介

2000年4月より2016年7月まで、株式会社東芝 研究開発センターにて自律分散システムの研究開発に従事。2016年8月より株式会社Preferred Networksで自律ネットワークシステムの研究の傍ら、社内計算基盤環境の整備を実施。2019年10月より同 計算基盤担当VPとして計算基盤サービスの提供を担当。

Chair

(株)Preferred Networks

シニアリサーチャー・インフラ戦略担当VP

浅井 大史

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