YE3-02

6.14(金) 13:00-14:20 | RoomYE

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生成AI/LLM x ネットワークオペレーションの挑戦と実装

大規模広域クラウドシステムを構築・運用するハイパージャイアントにおいては、システム内の莫大なログ情報・センサー情報を用いた先端の人工知能による運用管理・制御が挑戦され、実運用においても利活用されているようです。近年の生成AI/LLMの利用・適用も挑戦されていると考えられます。 このようなハイパージャイアントにおける取り組みは、システムの構成が整理された、かつ過度な多様性を持ったシステムとはならない環境を仮定することが可能な環境となっており、技術的には多様性に関するスケーラビリティーが緩いシステム条件であると考えることができるでしょう。 多様なネットワークトポロジーと機器から構成される、いわゆる広域パブリックネットワークや広域エンタープライズネットワークに対する生成AI/LLMをはじめとする先端の人工知能技術を用いた運用管理・制御に関する挑戦も進められています。 本セッションでは、広域のパブリックインターネットプロバイダへの適用・展開を目指す新システム・サービス、さらに、サーバやクライアントコンピュータを含む広域エンタープライズネットワークにおけるActive Cyber Defenseへの生成AI/LLMの適用・展開を目指すシステム・サービスの最新事例を紹介し、生成AI/LLMのネットワークオペレーションへの今後の展開可能性の議論を行います。
  • AI / 生成AI
  • ネットワーク
Speaker

KDDI(株)

技術企画本部 チーフアーキテクト

熊木 健二

1996年名古屋大学大学院修了。同年国際電信電話(現KDDI)(株)入社。 同社にてAS2516の設計を経た後、MPLSに関る技術開発からIP-VPNサービス立上げを行い、設計・開発に携わる。 2006年より研究所にて、次世代NWアーキテクチャに関する研究に従事。 その後、KDDIにて、統合バックボーンNW、モバイルNW、伝送コアNW、データセンタNWの設計・開発、ならびにホワイトボックスのルータ開発・商用化に携わる。 TIP(Telecom Infra Project)Technical Committee兼DOR(Disaggregated Open Routers)議長。 博士(情報理工学)

Speaker

Selector Software, Inc.

Co-Founder & CEO

Kannan Kothandaraman

Speaker

(株)CyCraft Japan

代表取締役社⻑ 兼 CEO

Benson Wu

Chair

東京大学大学院

情報理工学系研究科 教授

江崎 浩

1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程了。 同年4月 (株)東芝 入社。1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員。 1994年ラベルスイッチ技術のもととなるセルスイッチルータ技術を IETFに提案し、その後、セルスイッチルータの研究・開発・マーケティングに従事。 1998年10月より東京大学 大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科 助教授。 2005年4月より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授)WIDEプロジェクト代表。 MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事 、JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)理事長、東大グリーンICTプロジェクト代表、日本データセンター協会 副理事長/運営委員会委員長、IPTVフォーラム理事長、JNSA(日本ネットワークセキュリティー協会)理事長、CSAJ(日本クラウドセキュリティー協会)会長。工学博士(東京大学)。 著書  「サイバー ファースト ~デジタルとリアルの逆転経済」、インプレス社、2017年6月 「インターネット・バイ・デザイン」、東京大学出版会、2016年6月 「なぜ東大は30%の節電に成功したのか?」、幻冬舎2012年3月。

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