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HU2-01

7.12(金) 10:00-11:30 | Room1

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ヒートアップセッション

残席僅か

トランスフォーメーションの成功を拒むブラックホールとは
~製造業DX成功の鍵と取り組むべき初期ステップ~

DX推進の現場でよく見られる課題、例えば、明確なビジョンの欠如、業務改革の分析不足、受動的な推進チーム、経営層と現場の意識のずれなどがトランスフォーメーションの障壁となるといわれています。 しかし、これらの課題を克服すればDXは成功するのでしょうか。日本企業のDX成功率はわずか10%程度と言われている中、そこには大きな見落としがあるかもしれません。 このセッションでは、業務コンサルタントやアジャイルコンサルなど多方面のエキスパートが集い、DXを成功に導くために不可欠な初期ステップや、障壁を乗り越えるための具体的なアプローチを議論します。現場で活かせる具体的なヒントをお持ち帰りください。
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Panelist

関東物産(株)

取締役

南田 真人

大学卒業後、機械商社へ入社、工作機械を中心に各種自動化設備・周辺機器・ソフトウェアなどの販売を通じて、お客様の生産性向上支援、各種プロジェクトの支援に携わってきた。 製造業における、DXをキーワードにした取組み(手段の目的化)に違和感を感じ、新たに出会ったソフトウェア工学の専門チームとスキームを組み、お客様の目的に沿った変革の支援に挑戦している。 お客様の目的を検討のベースに置き、業務プロセス分析・プロセスデザイン・システム要件定義を支援し、そのプロセスに沿って、目標達成ための手段としてのDXを推進、デジタル機器・ソフトウェア・システムのコーディネートを目指している。

Panelist

(株)日立製作所

研究開発グループ デザインセンタ

八木 将計

京都大学大学院 工学研究科 博士課程修了。博士(工学)。株式会社日立製作所 中央研究所入社後、ソフトウェアを中心とした開発プロセス改善の研究、およびその研究成果の現場適用(日立内、日立外)に従事。全体最適の経営理論であるTOC(Theory of Constraints: 制約理論)や業務プロセスモデリング手法PReP(Products Relationship Process)を用いたDXやBPRなどの改革コンサルティングや新規ビジネス創出、ビジョン策定などを担当しており、日立社内の業務改善知見に基づく新規事業プロジェクトにも参画した。ITストラテジスト、TOC登録Jonah(TOC思考プロセス国際認定資格)、日立認定デザインシンキング・イニシアティブ(プラチナ)。 ■主な著作・講演 ・書籍『プロセスを自在に設計する-PFDを使いこなそう』(2021) ・書籍『バッファデザイン─製造業における多品種少量・短納期化に応えるための方法論』(2020) ・(翻訳参加)ウェレス ジェイ ホップ著『サプライチェーンサイエンス』(2023) ・論文『日立グループにおける働き方改革の「カタ」〜マルチタスクに注目した設計・開発の改善プログラム〜』(ソフトウェアシンポジウム2017) ・論文『マルチタスクが「QCD」を奪う』(SQiP2016) ・講演『我々エンジニアが「イノベーション」を起こすには...』(SWEST18) ほか、論文・講演多数。

Panelist

イワハシ工学

代表

岩橋 正実

複数の企業で民生、宇宙/防衛関係のソフトウェア開発に従事。 その後、三菱電機で組込みシステム製品開発、全社の設計支援/人材開発を推進。 現在は、イワハシ工学代表としてシステム/ソフトウェア開発の事業者様向けに 開発技術支援サービス/人材開発支援サービスを提供。 1998年にシステム/ソフトウェア開発の方法論を提供。主な著書に「リアルタイムシステム実現のための自律オブジェクト指向」があり現在は、要求の目的/価値向上・事業変革・高信頼性・高生産性を実現する開発方法論と組込みソフトウェア開発の定石の出版に向け活動中。 経済産業省 組込みソフトウェア開発力強化委員(スキル、エンジニアリング)、その後IPA SEC 連携委員として組込みソフトウェア業界を支援。 現在、ESIP委員、ETロボコン関西・北陸実行委員長。 イワハシ工学にて開発現場の課題に寄り添い組込みシステム業界発展を支援中。

Panelist

Agility Design(株)

アジャイル導入コンサルタント

前川 直也

国内大手メーカーでAV機器での大規模組込みアジャイル開発を実現させたのち、組込み系ソフトウェア企業にてアジャイルをベースにした組織改革や、新規ビジネスモデルでのアジャイル開発を実践後、デロイトトーマツコンサルティングにて、新規事業創造・DX推進のためのアジャイルコンサルを経験。現在、コンサル会社設立準備中。 アジャイル普及のため、企業や団体、大学でのアジャイルセミナー・ワークショップも継続的に実施している。 EdgeTech+ West カンファレンス委員/アジャイル経営カンファレンス 実行委員

Moderator

(有)ケイプラス・ソリューションズ
CEO /

奈良先端科学技術大学院大学
客員准教授

田中 康

博士(工学)。ソフトウェアプロセス研究に従事。 ソニー株式会社在籍中にSoC(System-on-a-chip)のコンカレント開発プロセスを再設計する中で考案したプロセスモデリング手法「PReP(プレップ)モデル」をベースに、ソフトウェア工学の研究と実践・展開の両輪を回すべく、奈良先端科学技術大学院大学に在籍しつつ起業。業務プロセスモデルからシステム要件を自動的に導出できるPRePモデルの特徴を活かして、業務プロセス改善とシステム要件定義までの支援を行っている。 【主な著書】 ・『PReP MODEL -現実世界をデザインする - PRePモデルによる業務レベル設計』 ・ウェレス ジェイ ホップ著『サプライチェーンサイエンス』(翻訳参加)

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