L2-05

11.21(木) 15:10-15:50 | 展示会場内 RoomL

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スペシャルセッション

SDV時代の組織的なオープンソース推進について

近年注目を集めている「SDV(Software Defined Vehicle)」。車の中心がハードからソフトへと移行していますが、そのソフトウェアをすべて自社で賄うのは現実的ではありません。そのため、OSS(オープンソースソフトウェア)は欠かせない存在となっています。OSSは無償で最新の技術を活用できるメリットがありますが、脆弱性対応やライセンスコンプライアンス遵守が求められます。特に、サプライチェーン内で流通するソフトウェアの透明性確保が重要視されており、そのためのツールとしてSBOM(Software Bill of Materials)が注目されています。本セッションでは、SBOM管理やOSS貢献活動に関してOSPOに関するトピックスも含めて組織的に推進する活動について紹介します。
  • ソフトウェアファースト
  • オートモーティブ ソフトウエア エキスポ
Speaker

トヨタ自動車(株)

先進技術開発カンパニー
オープンソースプログラムG
主幹

鷲森 光太郎

トヨタ自動車株式会社 情報システム本部所属。 主務は情報通信企画部のグループ長であり、今年1月に発足したOSPO(Open Source Program Office)である先進技術開発カンパニー付オープンソースプログラムGを兼務。 長年、欧州ELV規則対応のためIMDSと連携した自動車材料化学物質管理システムや国土交通省など当局への認証取得に必要な車両設計情報を収集するシステムなど基幹システムの開発、運用に従事。2022年に異動、コネクティッドカーのOut-Car側であるクラウドにおける先行技術基盤開発研究業務に従事。2021年頃より社内有志によるOSS活動に本格参加、2024年1月のOSPO設立活動に参画し現在に至る。

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