箱田 慶太
ヤフー株式会社 ローカル検索ユニット ユニットマネージャー
ロケーションビジネスジャパンが今年掲げる「静(Positioning)から動(Mobility)へ」というテーマの中でMaaS(Mobility as a Service)という分野は1つの大きなウェイトを占める分野だと考えています。MaaSと一口に言っても、現在国、事業者、自治体など様々な団体がMaaSに係るビジョンを各々持ってヒトの移動、モノの移動を便利にするために最適化し、結果として社会の課題解決を促す取り組みに繋げようと日々試行錯誤されていることと思います。今後、MaaSという切り口で移動の便利さだけでなく、街づくりや環境改善などの課題解決が議論され続けていく中で、今回「災害」というテーマを取り上げた理由としては、まず人命に関わる部分に触れておきたかったからです。直接的にヒトの動きを取り扱い、被災に関わる様々な立場の方々がそれぞれどう動いたらよいか分かることが1つの大きな課題解決であり、また、MaaSでも求められるであろう異常検知や情報のリアルタイム性といった観点でも有用な技術ですので、ぜひ本セッションへ足をお運びいただき、さらなる課題解決への一助となれば幸いです。