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プログラム|アーカイブ配信
ShowNetのコンセプト
ShowNet 2024 ~ Inter * Network ~
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
渡邊 貴之(ジュニパーネットワークス)
ShowNet基礎知識
トポロジ図の歩き方
あまたの機器やソフトウェア、そしてプロトコルの入り乱れるShowNetを、さまざまなバックグランドを持つのべ600名以上のエンジニアで構築する上で、欠かせない共通言語がShowNetのトポロジ図です。実際にShowNetを幕張メッセに構築する2週間、我々は刻々と更新されるトポロジ図を片手に構築とデバッグを行います。ShowNetの全てが記載されたこのトポロジ図は、エンジニア間で設計を共有し、コミュニケーションを迅速に行う上で不可欠なものです。本セッションでは、ShowNetを特徴づける重要な要素であるトポロジ図の読み方について説明し、ShowNetの設計を把握する方法を共有すると同時に、トポロジ図を描くためのエッセンスについて解説します。
2024年のShowNetのトポロジ図はこちらのURL https://www.interop.jp/2024/shownet/concept/ からダウンロードできます。ぜひお手元に今年のトポロジ図をダウンロードしてお越しください。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
中村 遼(東京大学)
伝送
ShowNet伝送改めShowNet APN 2024
ShowNet伝送は光伝送装置による光ファイバの回線多重を行い、ファイバ芯数の効率化と大容量化、そしてIPバックボーン機器間の接続に伝送装置が挟まることでファイバ間接続と装置間接続の抽象化を行っています。本セッションではInterop2024における伝送網の取り組みや、最新の技術動向について解説いたします。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
加藤良輔 (ブロードバンドタワー)
DC・クラウド
コンピューティング資源を統合した分散コンテナ基盤の進化
ShowNet DC/Cloud では、仮想アプライアンスやコンテナを動かすための基盤を構築し、その基板上で来場者や出展社に対してサービスを提供するために、DNSやDHCP などのコンテナアプリケーション、セキュリティ/モニタリングの様々な仮想アプライアンスを動かしています。本セッションでは、これらのサービスが稼働するDCおよびサービスセグメントの構成、クラウドとの連携、マルチクラスタコンテナ基盤のチャレンジなどについて解説します。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
明石 邦夫(東京大学)
ShowNet NOCチームメンバー
織 学(Red Hat)
宇宙
ShowNet x 宇宙ネットワーク
Interop Tokyo 2024 ShowNetでは、様々な分野で最新の技術を用いたネットワークを構築しています。本セッションでは、SRv6を用いた地上ネットワークと衛星回線のシームレスな統合に向けた取り組み、惑星間ネットワークを模擬したDTN(Delay and Disruption Tolerant Networking)環境についてなど、今年のShowNetにおける宇宙ネットワークに関するみどころを解説致します。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
廣瀬 真人 (スカパーJSAT)
セキュリティ
3Dアプローチで守るセキュリティ
Interop Tokyo 2024 ShowNetでは、出展社向けのセキュリティサービスの提供、俯瞰的視点によるセキュリティ統合監視、様々なEASMサービス群による攻撃対象領域管理、セキュアな管理ネットワークやリモートアクセスサービスの提供など、様々なアプローチでShowNetのセキュリティを担保しています。本セッションでは、最新機器による様々なデモンストレーションやサービス提供を担うShowNetにおけるセキュリティ対策のポイントをご紹介します。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
神宮 真人(情報通信研究機構)
L2/L3・エクスターナル
多様化するネットワーク環境を柔軟に統合するルーティングテクノロジー
Interop Tokyo 2024 ShowNetでは、多様化するネットワーク環境を柔軟に統合するルーティングテクノロジーを用いて、多数のユーザ・大量のトラフィックに耐えるマルチテナントバックボーンを構築しています。 本セッションでは、複数の100/400Gbpsトランジット回線を活用した堅牢・高速な対外接続、Compressed SIDを用いたSRv6ベースのバックボーン、キャンパス・アクセスネットワークにおけるEthernet VPNの活用法や、SRv6による地上ネットワークと衛星回線のシームレスな統合に向けた取り組みなど今年のShowNetのネットワーク技術に関するみどころを解説致します。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
鎌田 徹平(シスコシステムズ)
モニタリング
AI技術とUX監視の応用でShowNetの基盤を支えるモニタリングシステム
ShowNetで構築されるネットワークサービスの監視運用を担っているのが、モニタリングチームになります。ShowNetは、2週間という短期間でネットワークシステムを段階的に構築していきます。監視項目も幅広く監視することが求められており、ログ監視・Flow監視・死活監視・リソース監視といったあらゆる側面の監視を統合的に監視しています。これらを段階的に、監視項目の優先度をつけながら2週間の期間中に構築を行っています。本セッションでは、ShowNet 2024の監視システムのコンセプトと構築過程、そして監視運用で可視化した結果をご紹介します。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
岩本 裕真(ブロードバンドタワー)
ローカル5G
ローカル5Gを活用したウォーキングツアーの体感向上
ローカル5Gは、移動体通信事業者が展開するキャリア5Gに対して、一般企業や組織団体が自己の土地等で敷設する5Gネットワークです。キャリア5Gと異なり、割り当てられた電波・帯域を占有できるため、安定した通信環境を構築できるのが特徴です。2020年に制度化され導入が始まっており、様々な分野での応用が期待されています。
昨年に引き続きShowNetではローカル5Gの実験を行いました。昨年のShowNetでは、シールドテントを用いて外部に電波が漏れない環境下で実験を行いました。2023年は、ローカル5Gに割り当てられているSub6 周波数 (4600MHz - 4900MHz) について3つの実験試験局免許を取得し、実際の電波を利用し幕張メッセの4-6ホールを覆うローカル5G環境を構築しました。
異なる3つの5Gコアと合計5つの基地局を用いてローカル5Gサービスを展開し、映像中継・IoTセンシング・ネットワークスライスなど多様な実験を行い、ローカル5Gの多様なユースケースを示しました。
本セッションでは、ShowNetで実施したローカル5Gのネットワーク構成の概要と得られた構築・運用における知見を報告します。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
岡田 和也(トヨタ自動車)
ShowNet NOCチームメンバー
宮﨑 祐哉(NTTドコモ )
Wi-Fi
持続可能な次世代Wi-Fi運用に向けて
Interop Tokyoでは例年、来場者の皆様へ「触れるShowNet」としてFree Wi-Fiの提供を行っています。Wi-Fiの最新規格・製品・ソリューションを用いたデモンストレーションを行うとともに、それらを駆使して幕張メッセの広大な空間や過酷な電波環境で品質の高いWi-Fiサービスを提供すべく、ShowNetならではの工夫を取り入れています。今年は、Wi-Fi6E/7対応のソリューションを会場全体にデプロイし、大規模な6GHz帯Wi-Fiサービスを多数の来場者の方にご利用いただきました。本セッションでは、Wi-Fiにおける今年の見どころと、ShowNetならではの設計・構築・運用におけるプラクティスをご紹介します。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
金子 直矢(トヨタ自動車)
ShowNet NOCチームメンバー
宮 太地(ソラコム)
ファシリティ
革新と伝統を融合したファシリティ
ShowNetファシリティは全体を安定運用するために、温度や電力といった設備に関わる情報の可視化やラックを跨ぐ配線の一括管理及び高密度化の挑戦をしています。本セッションではInterop2024におけるファシリティの取り組みや等について解説していきます。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
山﨑俊彦(アルテリア・ネットワークス)
テスター
ネットワークテストの最適化と利便性の追求
ネットワークテストにおける確認項目は様々です。限られた時間の中で効率よく試験を進めるためは、物理配線や設定内容の最適化、ファンクションに応じた適切な試験、更にはフェイル発生時の原因特定をスムーズ実施できる環境構築も重要です。本セッションでは、今年実施した試験のポイントや、各種テスターにおける操作方法の違いを吸収するためにチャレンジした、試験自動化に関する内容をご紹介します。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
西形 渉(キーサイト・テクノロジー)
Media over IP
放送局とShowNetが共創する、未来の放送システム
~Media over IP 特別企画の裏側~
ShowNet2024 media over ipでは初の試みとして、1つのキャリア網に見立てたShowNetと実網を活用し複数の放送局間の相互接続を実施しました。映像・音声といったメディアストリームを「伝送可能である」というこれまでの実証実験から一歩踏み込んだ、インターネットの可能性を活かした番組制作・配信の新たなユースケースや実際の放送局・中継拠点に求められるネットワーク接続の柔軟性についてなど、今年の見どころ・チャレンジについて解説いたします。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
榎戸 真哉(ネットワンシステムズ)
ShowNet NOCチームメンバー
岩佐 一樹(ソニーネットワークコミュニケーションズ)
ShowNet NOCチームメンバー
中村 開(シスコシステムズ)
STMプログラム
NOCメンバーが語るSTMの実態!!
~ShowNetから若者への贈り物~
ShowNetの構築・運用を支えるSTM(ShowNet Team Member)プログラムの概要と今年の活動内容をお伝えします。またNOCチームメンバーの目線からSTMプログラム参加者に伝えたいことや感じ取って欲しいことをお話しします。
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー
伊藤 孝一(コネクションテクノロジーシステムズ)
クロージング
クロージングセッション
SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー ジェネラリスト
遠峰 隆史(国立天文台 / 北陸先端科学技術大学院大学)